2000年 4月23日(日) 
  • 標高2,450mの室堂の朝は猛烈な吹雪で明けました(笑)
    昨日のうちに「雪の大谷」を歩いて見られたことが本当にラッキーだった…と
    いうことですね。
    8時過ぎに朝食を取って、9時半過ぎにチェックアウトするまでホテル立山の部屋で
    ゆっくりとしていました(^^)
■ ホテル立山の朝食と自然環境の説明板
ホテル立山の朝食 ホテル立山:自然環境の説明板(1) ホテル立山:自然環境の説明板(2)
  • 10時発の高原バスで美女平へ下ります。乗り込む時は吹雪に見舞われましたがバスの中はポカポカとしています。
    昨日歩いた雪の大谷をバスが通る時には完全にホワイトアウトした状態でしたが、どんどん標高を下げるに連れてお天気も
    落ち着いてきました。50分ほどの乗車で一気に1,500m下り、標高977mの美女平までやってきました。
    途中すれ違ったバスにはたくさんの人が乗っていました。今日室堂で雪の大谷を見て日帰りで戻ってくるのでしょうね。
    #そうそう、NHKの取材班の車を何台か見かけましたっけ(笑)
    さすがに美女平にはほとんど雪の壁はありませんでしたね。
■ 高原バスで
   美女平へ
   下りてきた
室堂発美女平行き高原バス
  • 美女平からはケーブルカーで立山まで下ります。混んでるかな?と思いきや、臨時便が
    出ているということですんなり下に降りることができました。
    ここからバスで20分ほど行った所に日本一の落差(350m)を誇る称名滝があるのですが、
    こちらへのバス運行は4/29から…ということで残念ながらあきらめました(^^ゞ
■ 立山ケーブルで美女平から立山へ
立山ケーブル:美女平駅にて 立山ケーブル:称名川を望む(1) 立山ケーブル:称名川を望む(2)
  • 当初予定よりも早く下山してしまった(笑)ので、ここからちょっと寄り道して
    宇奈月温泉へ行くことにしました。
    立山から富山地方鉄道に乗ります。各駅停車ですが女性車掌が乗務している所は
    さすがに観光路線ですね。寺田駅まで乗車して、ここから宇奈月温泉行きの特急電車に
    乗り換えました。
■ 富山地方鉄道に乗って宇奈月温泉へ
富山地方鉄道:立山発電鉄富山行き普通電車 富山地方鉄道:寺田→宇奈月温泉のきっぷと特急券 富山地方鉄道:特急うなづき号 宇奈月温泉駅にて(元西武鉄道 特急車両)
  • 車窓から立山連峰が美しい姿を見せています。
    滑川から魚津の間では日本海が、魚津付近では富山特産?のチューリップ畑も見ることができました。
    約1時間の乗車の間、楽しませていただきました(*^_^*)
■ 富山地方鉄道の車窓
富山地方鉄道の車窓:立山連峰を望む(1) 富山地方鉄道の車窓:日本海を望む 富山地方鉄道の車窓:立山連峰を望む(2) 富山地方鉄道の車窓:立山連峰を望む(3) 富山地方鉄道の車窓:魚津のチューリップ畑 富山地方鉄道の車窓:滑川のチューリップ畑
  • 宇奈月温泉に13時過ぎに到着です。駅前には温泉のお湯の噴水などかあって、温泉らしさを出しています。
    まずは昼飯ということで駅近くのお店に入り、「とやま定食」なるものを注文。
    出てきたのは鱒の寿司2個と山菜そばでした。
    おいしかったんですけど、ちょっと値段が高めでしたね(-_-;;
■ 宇奈月温泉にて昼食
富山地方鉄道 宇奈月温泉駅と駅前の温泉噴水 とやま定食(山菜そばと一口鱒の寿司×2)
  • 腹ごしらえを済ませた後、共同浴場である宇奈月温泉会館へ。
    普通の銭湯ですが、お湯は正真正銘温泉です。熱いお湯にただ浸かるだけでしたがもう十分でしたね(^^)/
■ 宇奈月
   温泉会館
宇奈月温泉会館
  • 宇奈月温泉からはトロッコ列車で有名な黒部峡谷鉄道が出ています。駅が近くにあるので行ってみました。
    今年は降雪量が多いということで、今日の時点ではまだ運休状態。4/26から出平(だしだいら)まで部分運行を始めるそうです。
    今は運休中なので駅係員にお願いすればホームまで入れるそうです。
    関西電力の工事用でしょうか、トロッコ列車が動いていたので外からパチパチと写真を撮ってきました。
    パンフレットを見て嫁さん曰く「紅葉の時期に乗りに来たい」そうです。こればっかりはお金貯めないと…ね(爆笑)
■ 黒部峡谷鉄道
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅を望む 黒部峡谷鉄道の列車編成案内 黒部峡谷鉄道:欅平方面へ列車が発車(1) 黒部峡谷鉄道:欅平方面へ列車が発車(2) 黒部峡谷鉄道:欅平方面から列車が到着
  • 黒部峡谷鉄道の宇奈月駅の近くに黒部川電気記念館という所があります。
    無料ということで入っていくと黒部ダムや黒部峡谷鉄道に関する展示がありました。
    面白かったのは黒部ダムに設置したカメラの映像。ここからリモートコントロールでカメラの向きやズームイン・アウトを
    レバー一つで変えられるので、なかなか楽しかったです。今日の黒部ダムは気温5度。
    視界は良好でしたがダムの上を歩いている人の数は凄く少なかったです。やはり日曜日ということでしょうかね。
    ちなみに黒部川電気記念館の近くでは桜がきれいでしたね(^^)
■ 黒部川
   電気記念館
黒部川電気記念館
  • さて、時間もなくなってきたので宇奈月温泉から電鉄富山までまたまた特急電車に乗ります。
    富山地方鉄道も他の地方私鉄同様に首都圏・近畿圏などの大手私鉄から車両を譲ってもらって走らせて
    います。行きに乗ってきた特急電車は元西武鉄道の特急車両でした。
    その他に京阪電鉄の特急車両などが走っています。
    もちろんオリジナルの車両もあって、私たちが帰りに乗ったのは富山地方鉄道オリジナルの電車でした。
■ 富山地方鉄道に乗って
   電鉄富山へ戻る
富山地方鉄道:普通 電鉄富山行き(元京阪電鉄 特急車両) 富山地方鉄道:特急うなづき号 電鉄富山行き(富山地方鉄道 オリジナル車両)
  • 電鉄富山には16時過ぎに到着。ここまで来ると後は帰るだけですね。
    そうそう富山と言えば薬売りですが、こんな広告を見つけてしまいました(^_^;;
■ ケロリンの広告
「ケロリン」の広告:富山地方鉄道 寺田駅にて 「ケロリン」の広告:JR西日本 富山駅にて
  • 富山は米原と直江津を結ぶ北陸線と岐阜から高山を経てやってくる高山線の合流駅となっています。
    名古屋行き特急ひだや高山線のローカル列車が次から次と到着・出発していました。
■ 富山駅に発着する列車たち
高山線 各駅停車富山行き 富山駅にて 特急ひだ号 高山線経由名古屋行き 富山駅にて
  • 富山からはくたか15号 越後湯沢行きに乗車です。停車駅は直江津のみ。
    「電車でGo! 3000番台」をプレイされた方ならご存じだと思いますが、
    あの"北越急行ほくほく線"を経由する特急電車です。
    途中入善までは立山連峰が美しい姿をまた見せてくれました(^^)
■ はくたか15号/ほくほく線経由 越後湯沢行き
特急 はくたか15号 ほくほく線経由越後湯沢行き はくたか15号,Maxあさひ330号の指定券と乗車券 スノーラビットエクスプレス(681系2000番台)のロゴ
  • 滑川から黒部の間は先ほど通って来た富山地方鉄道本線と併走するのですが、
    またまた立山連峰が美しい姿を披露してくれました(^^)
■ 北陸線の車窓
北陸線の車窓:立山連峰を望む(1) 北陸線の車窓:立山連峰を望む(2) 北陸線の車窓:立山連峰を望む(3)
  • ちょっと早めに夕食タイム(^^) 夕食は富山駅で買い求めておいた駅弁。
    私は懲りずに「ますのすし」、嫁さんは「ホタルイカ釜飯」なるものを食べました。やっぱり駅弁はおいしいですねぇ…(*^_^*)
■ 富山駅駅弁:ホタルイカ釜飯 ■ 富山駅駅弁:ますのすし
ホタルイカ釜飯:パッケージ ホタルイカ釜飯:中はこんな感じ(^^) ますのすし:パッケージ(表) ますのすし:パッケージ(裏) ますのすし:紙のケースを取ったところ ますのすし:ふたを開けると…\^o^/
  • ほくほく線を時速150kmで吹っ飛ばしたものの(笑)、越後湯沢駅には定刻より2分遅れて到着。
    ここで上越新幹線に8分で乗り換えないといけません。
    当然のごとく新幹線用自動改札は開放していて、さっさと「新幹線ホームにあがって下さい」との案内が
    なされていました。
    予定時刻どおりにMaxあさひ330号が到着し、私たちは1階席で1時間ちょっと乗車して東京に20時20分頃
    到着しました。富山からだとたったの3時間ちょっと。本当に便利になったものですね。
■ Maxあさひ330号で東京へ
Maxあさひ330号 東京行き(1) Maxあさひ330号 東京行き(2)
  • そんなこんなで充実した1日だった訳ですが、戸塚まで東海道線に乗車してバスに乗り換え、自宅に21時50分頃帰り着きました。
    明日はフレックス出勤にしてあるのですが、既に日付が変わってしまっています(^_^ゞ
    ということでさっさと寝ますね(笑)