2000年 9月14日(木)
  • 札幌滞在3日目(^^) 今日は道内全域で雨模様とのこと、つまりどこへ行っても雨ということですね(^_^;;
    今日も朝7時に起床して身支度を整えてビジネスホテルのレストランで朝食を済ませた後、出発。
    少し歩いた所に北海道庁旧本庁舎があったので、雨模様の中ふらっと寄ってみました。
    レンガ造りの旧庁舎は雨でしっとりした雰囲気でした(^^)。
北海道庁 旧本庁舎(赤れんが庁舎)
北海道庁旧本庁舎
  • 駐車場から車を出して、市内を北上して札幌北インターチェンジへ。昨日は280km走っていたので、ガソリンを給油しておきました。
    とりあえずどこに行こうか…と考えつつ札樽自動車道から道央自動車道の岩見沢方向へ進みます。
    野幌パーキングエリアでいろいろと考えてから動きだし、岩見沢インターチェンジで降りました。
  • 道道38号線に入り、美流渡(みると)・夕張方面へ。
    大昔、炭坑があった万字という街を過ぎて、どんどん山の中に入っていきます。
    そんな中でふっと現れた1軒の宿が万字温泉です。
    ここも@nifty 温泉・銭湯フォーラムで紹介頂いた温泉てす。
    ここへ至る道の途中に果樹園がたくさんあることもあって、万字温泉では毎年9月になるとりんご風呂を
    やっているそうです。ちょうど誰もいなかったので小さなりんご風呂を独占してました(笑)
    またここには旧国鉄万字線で使われた鉄道用品などが展示されています。
    万字線には大昔に私も乗車したことがあったので、懐かしく見ていました(^^)
万字温泉
万字温泉・外観 万字温泉・内湯(りんご風呂)
  • 万字温泉で暖まった後、そのまま山越えをして石炭とメロンの街、夕張に出ました。
    通り道にあった夕張めろん城へちょっと立ち寄ります。
    ここではメロンからリキュールやブランデー、ゼリーなどを作っていて、その作業工程をガラス越しに
    見ることができます。
    当然製品販売もやっているのですが、リキュールやブランデーの試飲はさすがにできませんので(^^)
    見るだけで終わっちゃいました(^_^;;
夕張めろん城
夕張めろん城(1) 夕張めろん城(2)
  • 夕張を後にして南へ下り、夕張紅葉山から国道274号線へ。でも曲がった方向は左(^_^;; 夕張山地をぐるっとまわって
    富良野方向へまわってみることにしました。"石勝樹海ロード"という名前がついていますが、この道がめちゃめちゃ長い(^_^;;
    50km近くアップダウンを繰り返して、日高町に着いた時にはもうへとへと(笑)
    思わずセイコーマートに寄って、おにぎりを買ってほおばってました(^^ゞ
  • 日高町からは国道237号線に入り、日高峠、金山峠と2つの峠を越えて南富良野町へ。
    ここには"かなやま湖"というダム湖があります。お天気が悪くて見通しが利かないので写真を撮ってはいないのですが、
    列車が湖を横断する部分は映画「鉄道員」(ぽっぽや)のロケでも使われたそうです。
    かなやま湖の湖岸を縫うように走って(ここでカモシカと遭遇した(笑))、次の目的地である幾寅(いくとら)という場所に
    着きました。夕張から約100kmの山道、とっても遠かったですねぇ(爆笑)
金山ダム
金山ダム
  • JR根室線の幾寅駅は高倉健さんが主演した大ヒット映画「鉄道員」(ぽっぽや)のロケで使われた所です。
    映画では架空の駅である国鉄幌舞線の終着駅、"幌舞駅"として登場しています。
    撮影終了後もロケ現場をそのまま残す手法は、後にテレビドラマ、そして映画化された"すずらん"の明日萌駅(JR留萠線 恵比島駅)
    にも使われていますね。
    街の観光資源として有効に使うべく、隣にある情報プラザの中では「鉄道員」(ぽっぽや)のロケでのいきさつを紹介していました。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」ロケ地の幌舞駅(JR根室線 幾寅駅) 南ふらの情報プラザでの「鉄道員」(ぽっぽや)の展示
映画「鉄道員」(ぽっぽや)ロケ地:幌舞駅(JR根室線 幾寅駅)(1) 映画「鉄道員」(ぽっぽや)ロケ地:幌舞駅(JR根室線 幾寅駅)(2) 映画「鉄道員」(ぽっぽや)ロケ セット(1) 映画「鉄道員」(ぽっぽや)ロケ セット(2) 映画「鉄道員」(ぽっぽや)で使われた腕木式信号機
  • さて時計を見ると14時半。かなり遠くまで来てしまったので、雨の中を急ぎつつ札幌へ戻ることと
    しました。国道38号線で富良野方向へ走ると"麓郷の森"の看板が見えたので、時間がないのにも
    関わらずふらっと曲がってしまいました(^_^;;
    ご存じの方も多いと思いますが、ここはドラマ「北の国から」の舞台となった所です。
    葉祥明さんのイラストによる富良野の風景をモチーフにしたおみやげを売っているショップがあって、
    ここに来るとなぜかホッとしてしまう場所でもあります(*^_^*)
    今回は単独行なので、嫁さんに1個おみやげを買って(^_^;;帰ることにしました。
富良野・麓郷の森
麓郷の森(1) 麓郷の森(2)
  • 道道から国道38号線に戻り、滝川方面へ北上。
    雨は全然やまないどころか逆に時々強くなったりしてました。
    赤平まで戻ってきた後、歌志内へ向かう道道114号線に入ります。
    山を一つ越えてやってきたのは歌志内という街。ここも炭坑で栄えた街だったはずです。
    ここにある道の駅「歌志内チロルの湯」には温泉「チロルの湯」が併設されています。
    時間はあまりないけど、雨で寒くなってきたのでここで暖まることにしました。
    ぬるっとしたお湯で小さな露天風呂もあり、短い時間でしたがゆっくり暖まってきました(*^_^*)
歌志内・チロルの湯
歌志内チロルの湯・外観 歌志内チロルの湯(2)
  • さてロスタイムもほとんど使い果たした(笑)ので、砂川市内へ出て国道12号線を経由し、奈井江砂川インターチェンジから道央自動車道へ。
    雨は降っているものの渋滞するまでもなく、のんびりと走っていました。
    途中野幌パーキングエリアの手前で後ろからそろーっとパトカーが近づいてきたので、「あれ、スピードオーバーでもしたかな…」と
    どきどきしてたら、そのまま追い越して前に走っていきました(^_^;;
    精神的にあんまり良くないですね(爆笑)
  • レンタカー返却は営業所が閉まる20時までに…とのことだったのですが、ガソリン給油も済ませて19時15分にビジネスホテル前に到着\^o^/
    ちょっときわどかったですね(^_^;; 走行距離は690km...今日だけで410kmも走ったことになります(^_^;;
    レンタカー返却も済み、やっとビジネスホテルの部屋に戻ってきました(^_^;;
  • 落ち着いたところで札幌での最後の夕食へ。
    知人に教えてもらった"五丈原(ごじょうげん)"というラーメン屋さんに行きます。
    さっぽろから地下鉄南北線ですすきのへ、ここから歩いても10分ほどですが、市電に2駅ぶんだけ乗って歩く距離を節約(^^;
    東本願寺前という電停で降りて徒歩3分くらいです。
札幌市電
札幌市電 すすきの発西4丁目行き
  • "五丈原"はガイドブックにも良く紹介されているので、かなり混雑しているはずと教わった
    のですが、20時すぎに行ってみたら店の外に人が並ぶか並ばないかという程度の待ち。
    お店の中に入れたので、そのままここで食べることにしました。
    実際には30分から40分待ちくらいでしょうか。
    頼んだのは"とんしおラーメン"の大盛りと"おにぎり"。
    このおにぎりが絶品で、お持ち帰りする人多数でした(^_^;;
    ラーメンもチャーシューがやわらかく、スープと麺もおいしくいただけました。
    人気があるのがわかるような気がしますね。
「五丈原」のラーメンとおにぎり
五丈原(ごじょうげん) 絶品のおにぎり(*^_^*) とんしおラーメン・大盛り(笑)
  • 食事も終わって22時前にビジネスホテルに戻ってきました。
    これで17日までの超ハードスケジュールの前半が終わったので、後半で不要になる荷物を別のカバンに詰め替えました。
    これは明日の朝、着日指定で宅配便で発送しようとたくらんでいます。
    明日からは後半戦、なんと千歳空港 朝9時発の飛行機に乗るため、かなり早起きしないといけません(^_^;;
    果たして起きられるのでしょうか…。そしてその行方は……
    #ということで、後半戦に続きま〜す(^o^)/~~~