2000年11月25日(土) |
- 久しぶりの連休\^o^/ ということでどこかへ行こうと画策していたのですが、朝起きたら10時でした(爆)
昨日早く寝ておけばよかったかな…と思いつつ新聞を読みながら朝食を食べていると、一つの記事が目に留まりました。
「大山(おおやま)の紅葉が見頃です。」地方版のその記事には昨日撮影したという大山の紅葉が出ていました。
昨年11月に大山へ行ったのですが、その時は到着時間が遅くてケーブルには乗れずじまいだったという事を思い出し、
「これは行くっきゃないでしょうo(^o^)o」と次の瞬間そそくさと準備を始めるρ^^)がいました(笑)
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- 昨年は車で行って駐車場待ちに難儀したことを思い出し、今回は電車で行くことにしました。
準備が出来たので12時に自宅を出発。横浜市営地下鉄
下永谷駅まで歩きここから湘南台へ向かう電車に乗車。
戸塚−湘南台間は昨年の8月に開業していますが、建設費を浮かすために途中からは表に出たり地下に潜ったりを繰り返し
ています(^_^;; まるでトビウオのような感じでした(^_^;;
20分ほどで湘南台駅に到着。ここで小田急線に乗り換えます。
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- 小田急はパスネットに加入しているので、先日都内へ出かける時に使った東京都交通局発行のパスネット
カードを通してみたらちゃんと通れました(^_^;; 当たり前ですよね(笑)
ホームに上がったらちょうど相模大野行きの各駅停車が来たので乗り込んじゃいました。
相模大野で乗り換えますが、ちょうど小田原行きの急行が行った直後でちょっと待つ形になりました。
待っているのももったいないので本厚木行きの各駅停車で本厚木まで行き、そこから箱根湯本行きの急行に
乗り換え、大山の玄関駅である伊勢原駅に到着しました。
もちろんパスネットのカードは通りましたとさ(^_^;; 時刻はちょうど13時半を指していました。
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■ 伊勢原駅北口にある
大山阿夫利神社の鳥居 |
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- 大山に行くにはここからバスに乗り換えます。バスはおおよそ20分間隔で運行されているようでした。
小田急沿線ではおなじみのコンビニ「オダキューOX」で昼食を買い込み、大山ケーブル行きの
神奈中バスに乗り込みました。伊勢原駅北口から大山ケーブルまでは約30分かかるそうです。
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■ 神奈中バス 伊10系統
大山ケーブル行き |
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- 大山へ行く道はそう広くないのですが、バスはごらんの通り普通サイズの大きさなので、一瞬通れるの
かな…とドキドキするような場所が随所にありました。終点近くでは結構きつい坂が続きます。
大山ケーブルのバス停の先に駐車場があり、そこに入ろうとする車がそのきつい坂の途中で列をなして
止まっているのですが、バスは優先運行ということで駐車場待ちの車を横目に反対車線を登っていって
くれます。予定どおり約30分で大山ケーブルのバス停に到着しました。
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■ こんな狭い道を進んでいきます… |
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- 大山は標高1,252mで、山の中腹には大山不動尊(大山寺)、大山阿夫利(あふり)神社があり、古代から
霊山として関東一円の住民から厚い信仰を受けていたそうです。
バス停からは参道を15分ほど登り、そこから大山ケーブルまたは徒歩で向かうことになります。
大山ケーブルの追分駅までの参道には名物のとうふ料理を食べさせてくれるお店や、おみやげ屋さんが
いろいろ立ち並んでおり、通る人の目を楽しませてくれます。
でもこの石段、運動不足のρ^^)には結構きつかったりするのでした(笑)
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■ 大山の参道 |
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- 晩秋から初冬にかけての日の入り時刻は結構早いのと、出発時間が遅かったこともあって、まず登りはケーブルを使うことに決定しました。
大山ケーブルは昭和6年(1931)に開業したものの、第二次世界大戦時の鉄材供出で昭和19年(1944)にいったん廃止になってしまいました。
参拝客や地元の方の要望により、21年後の昭和40年(1965)に復活開業したという歴史を持っているそうです。
追分駅から下社駅までの所要時間は6分、途中には不動前という中間駅もあります。
14時40分発のケーブルカーでひとまず一番上の下社まで登ることにしました。
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- 満員のケーブルカーは下社までゆっくりとあがっていきます。
下社駅の標高は678m。追分駅の標高が400mなので、一気に278mを登り切ることになります。
下社駅に着くとさすがにちょっと寒いような気がしました。
周囲が所々紅葉しているのが良くわかりましたね。
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■ 急勾配を登り、下社駅に到着 |
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- 下社駅から歩いて3分ほどの所に大山阿夫利神社の下社があります。
真っ赤な紅葉、オレンジ色の紅葉と風格ある下社の建物がマッチしていてとても
きれいでした。
なんでも創建は紀元前97年頃と伝えられていますから2000年以上前に創建された
ことになります。拝殿の横には名水もわき出ています。
ここでやっと昼食にありつけました(笑)
境内の隅っこに移動してサンドイッチを食べてました(^^ゞ
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■ 大山阿夫利神社・下社 |
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- ふと下界の方向を見てみると相模平野を見下ろす形になっていて、とてもとても雄大な眺めでした\^o^/
少し視界が悪めだったのが残念ですが、天気がいいだけマシとしましょう(^o^)v
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■ 大山阿夫利神社・下社からの眺め |
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- ここは下社ということで、大山の山頂には阿夫利神社の本社が構えています。
下社からは山道を登り1時間半の道のりです。昔はお祭りの時期しか行けなかったそうですが、
今はほぼ通年お参りできるようにしてあるそうです。しかし時刻は既に15時をまわっています。
これから上がると登り切った頃には日が落ちてしまいますので、次への宿題ということで今回は
入口でUターンすることにしました(^_^;;
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■ 大山阿夫利神社・本社への登山口 |
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- ここから大山不動尊へはケーブルを使わず歩いて坂を下りることにしました。
その前に下社から10分ほどで行ける二重の滝へ行ってみます。
落ち葉を踏みしめて歩いて行ったところに二重の滝がありました。なかなかきれいですね(^^)v
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■ 二重の滝 |
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- 二重の滝を後にして下社方向に戻り、坂を下ります。追分から阿夫利神社へは老樹の根を踏みしめながら
歩く男坂と昼なお暗い森の中にある石段を上がっていく女坂の2コースがあります。
やはり男坂の方がハードだそうです。
大山阿夫利神社・下社から大山不動尊に行くには女坂を通る必要があるので、そちらへ進みました。
そうしたら高さのある石段が延々と続く結構きつい道でした(^_^;;
下りだからいいものの登りだったらと思うと...(^_^;;
足場を確実にしてゆっくりと石段を下りていくうちに膝が笑い出しそうになってしまったのは厳重に秘密です(笑)
坂を下っていくうちにドンドコドンドコ...とお祈りをあげている声が聞こえるようになり、大山不動尊(大山寺)に
無事到着しました。
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■ 大山不動尊(大山寺) |
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- 大山不動尊(大山寺)は関東の三大不動尊の一つだそうです。
創建は755年ですからこちらも古いですね。
お参りを済ませた後、振り返ると目に痛いくらいの真っ赤な紅葉が参道となる石段を包んでいました。
あちこちでシャッターを切りながら、石段を下りていきました(^^)
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- さすがに足にこたえた(爆)ので、不動前駅からケーブルで追分まで乗車。
ケーブルは100名乗れるそうですが、ほぼ満員状態でした。
ρ^^)が見た新聞記事を見て来られた方も結構いたのかも知れませんね(^_^;;
ケーブルを降りて石段の参道を降りると時刻は既に16時半近く。時間のたつのは早いものですね。
神奈中バスも臨時便を増発したようで、ある程度人数を乗せると出発し、伊勢原駅北口を目指して山を
下りていきました。
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■ 大山ケーブルで下へ下ります |
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- 伊勢原駅に着いたのは17時。そのまま帰ろうかな…と思ったのですが、隣駅の表示を見ると「鶴巻温泉」
という文字が…(^^)v んじゃあ、暖まろうかなっとのことで一駅電車に乗って鶴巻温泉駅へ。
駅を降りてマンションや家が建ち並ぶ道を5分ほど歩いた所にあった旅館「ゆたか」にて温泉に浸かる
こととしました。宣伝によれば鶴巻温泉は世界一のカルシウム温泉なのだそうです。
内湯はそう広くはなかったものの、露天風呂は結構大きくて、大山で酷使して冷えていた足の部分を中心に
マッサージしながらゆっくり湯船に浸かってきました。いやぁ極楽、極楽(爆笑)
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■ 鶴巻温泉「ゆたか」 |
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- 鶴巻温泉駅から往路と同じコースで相模大野、湘南台乗り換えで自宅に向かいます。
相模大野から湘南台へは各駅停車に乗りましたが、来週の12月2日に小田急のダイヤ改正があって湘南台駅が急行停車駅に格上げされるようです。
相模鉄道や横浜市営地下鉄とも乗り換えできますし、当然といえば当然ですね。自宅到着は20時前でした。
今回は横浜市営地下鉄 片道\260→(普段使っている)地下鉄・バス共通カード、小田急
片道\400,\440→パスネット、神奈中バス 片道\300→
(普段使っている)共通バスカードということで、大山ケーブル以外は交通費を現金で払わなかったというなかなか面白いショートトリップでした(^^ゞ
#まあ、片道千円以内で収まってるというのもびっくりしちゃいましたが(^_^;;
何かというと遠い所へ出たくなりますが、たまにはこういう近場に出かけるのもいいですね(^^)v
皆さんも機会があったら、近くの観光地に出かけてみて下さいませ(^^)/
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