2002年 7月14日(日)
  • 湯田中の朝はおだやかに明けました。
    朝7時に起床して、夜中に男女が入れ替わった"しののめ風呂"へ。
    いい目覚ましになりました(^o^)
よろづや「しののめ風呂」
しののめ風呂(1) しののめ風呂(2) しののめ風呂(3)
  • 「元気な1日はおいしい朝食から」ということで、8時から朝食。
    量もちょうど良く、おいしく頂きました(^-^)v
よろづやアネックスの朝食
よろづやアネックスの朝食
  • 朝食を食べに行っている間にお布団は片づけられちゃいましたが(^_^;;、ゆっくりと出発準備を済ませて9時20分過ぎにチェックアウト。
    今日の長野県地方のお天気は「晴れ時々一時雨。朝夕に雨が降るでしょう…」というちょっと不安定な状態なので、どこに寄っていこうか
    悩んでしまいましたが、宿にパンフレットのあった東館山高山植物園に興味をひかれたので、向かってみることにしました。
  • 湯田中温泉郷から国道292号線に進み、一路志賀高原へ進みます。
    長野冬季オリンピックの会場にもなった志賀高原はスキーのメッカですが、夏場は森林浴と
    避暑が楽しめる素敵な空間に変わります。
    いくつものカーブを超えながら少しずつ標高を稼いでいき、中心地の蓮池へ。
    ここから奥志賀方面に曲がり、バスの後ろにつきながらゆっくりと走って
    発哺(ほっぽ)温泉へ。
    ここから東館山ゴンドラリフトに乗り込んで、標高2,030mの東館山山頂まで一気に登り
    ました。
東館山ゴンドラリフトで東館山山頂へ
東館山ゴンドラリフト/発哺温泉駅 東館山ゴンドラリフト 東館山
  • ゴンドラを下りたら、そこから周囲3万坪の敷地が高山植物園として解放されています。
    少し下った所にニッコウキスゲの群落がありましたが、壮観でしたね(^o^)v
■ 東館山高山植物園 「ニッコウキスゲの群落」
東館山高山植物園のニッコウキスゲ(1) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(2) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(3) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(4) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(5) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(6) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(7) 東館山高山植物園のニッコウキスゲ(8)
  • ゴンドラリフトの駅の上は展望台になっています。
    高天が原や遠くに千曲川の流れ、北アルプスもかすかに望むことができました。
東館山からの眺め
東館山からの眺め(1)/高天が原方面 東館山からの眺め(2)/遠くに千曲川と北アルプスを望む 東館山からの眺め(3)/大沼池
  • 再びゴンドラリフトに乗り込んで発哺温泉に戻ります。
    この後どうするか…考えたのですが、お天気も大丈夫そうですし、せっかく志賀高原の中まで入ってきた
    のでこのまま志賀草津ルートを進んで帰ることに決めました。蓮池まで戻って国道292号線を進みます。
    しばらくすると煙をもうもうとあげている場所がありました。
    熊ノ湯温泉の近くにある平床大噴泉というのだそうです。自然の力強さを感じましたね。
平床大噴泉
平床大噴泉
  • さらに進むと群馬県境に向かって国道292号線はどんどん標高を稼いでいきます。
    ヘアピンカーブを連続でクリアした所にある横手山ドライブインで休憩。
    ここから横手山の山頂まで登れるので、行ってみることにしました。
    山頂にはスカイレーターというエスカレータの変形みたいなものとリフトを乗り継いで上がります。
    スカイレーターは構造上同時に両方向の輸送ができないので人を区切って下り、登りと分けていました。
    こんなのはたぶん日本でここだけかな?と思います。
    登っていく途中で見たニッコウキスゲと山の緑のコントラストがとってもいい感じでしたね(^-^)
横手山スカイレーターで登る
横手山スカイレーター スカイレーターから見たニッコウキスゲと山並み(1)
  • スカイレーターからとっても傾斜のきついリフトに乗り込み、標高2,305mの横手山山頂へ。
    ここから群馬県境の渋峠までも連絡リフトがあるので、観光バスの人たちとかは乗り継いで観光できるようになっています。
    お天気が悪くならないうちに山々を眺めます。
    これから向かうことになる白根山の岩肌も見ることができました。
■ 横手山頂(標高2305m)からの風景
横手山リフト/横手山頂駅 横手山の説明版 横手山頂からの眺め(1)/熊の湯温泉方面を望む 横手山頂からの眺め(2)/志賀草津道路と長野市内,北アルプスを望む 横手山頂からの眺め(3)/白根山を望む 可憐な花が咲いてました(*^_^*)
  • さてちょうどお昼時ということで、横手山頂ヒュッテへ。
    スキーをする人にはおなじみの場所で、ここでは焼きたてのパンやロシア料理を食べられることができます。
    外が吹雪いている中で食べるアツアツのパンとロシア料理はスキーヤーの憧れでもあります(^^)
    もちろん焼きたてのパンと、ボルシチを頂きました(^o^)v
■ 横手山頂ヒュッテで昼食(^o^)v
横手山頂ヒュッテ ヒュッテの入り口 ヒュッテの番犬(シベリアンハスキー) 焼きたてのパンとココア(^o^) ボルシチセット。焼きたてのパンとりんごジュースがまたおいしい!
  • 景色と料理両方に満足したので再びリフトに乗って下へ降ります。元々スキー場のリフトですから、下りはあんまり乗らないですよね。
    さらに急傾斜なので恐怖感倍増(爆笑) まあ景色は抜群でしたね(^_^)v
    その後スカイレーターに乗って駐車場へ戻ってきました。
■ 横手山リフト&スカイレーターからの風景
リフトからの怖〜い眺め(1) リフトからの怖〜い眺め(2) リフトからの怖〜い眺め(3) リフトからの怖〜い眺め(4) スカイレーターから見たニッコウキスゲと山並み(2)
  • 国道292号線を進み、渋峠へ。ここが長野県と群馬県の境であると同時に国道での最高標高ポイント(2,152m)でも
    あります。ここから少しずつ山を下り、白根山へ向かいます。
    途中には草津温泉を見下ろすことができるスポットがあり、何台かの車が止まっていました。
    もちろんρ^^)も車を止めました(^_^ゞ
草津温泉を見下ろす
草津温泉を見下ろす 白根山(1)
  • ほどなく走って白根山に到着。白根山は活火山でもあり、エメラルドグリーンの湯釜が印象的な場所です。
    標高が高いので少々空気は薄い(笑)もののお天気にも恵まれ、きれいに見ることができました(^o^)v
■ 白根山・湯釜
白根山(2) 湯釜(1)-1湯釜(1)-2 湯釜(2)-1湯釜(2)-2 湯釜(3) 弓池を望む 草津温泉方面を望む
  • 白根山から15kmほど進むと草津温泉があります。
    が、8月に草津温泉に来る予定がある(笑)ので、方向を変えて万座温泉に向かいました。
    標高1,800mに位置する万座温泉にもたくさんの宿がありますが、万座プリンスホテルをチョイス。
    眺めの良い小さな露天風呂がいくつかあり、ちょっと熱めの硫黄泉に浸かってのんびりしていたのでした(^_^ゞ
万座プリンスホテルのお風呂
万座プリンスホテル/露天風呂「こまくさの湯」 万座プリンスホテル/内湯
  • 時計を見ると15時半。そろそろ帰らないといけません(^_^;;
    万座プリンスホテルも西武系の資本ですが、志賀高原から軽井沢にかけては西武系が中心に開発しているため関連施設がとっても多いですね。
    万座プリンスホテルを後にして、万座ハイウェーへ(通行料 \1.020)。この有料道路も西武系のはずです(苦笑)。
    今日走ってきた志賀草津道路(国道292号線)も昔は料金の高い有料道路だったのですが、償還が済んだのでずいぶん前に無料開放されました。
    万座ハイウェーなどの無料開放は何年先の話なんでしょうか(^_^;; 万座ハイウェーを抜けると嬬恋村です。
  • 国道144号線に合流するポイントで目の前に群馬銀行の支店を発見しました(^-^)!
    ちょうどお財布の中身が寂しくなっていたのでキャッシュコーナーにかけこんで、お財布を暖かくすることが
    できました(爆笑)。さてこの嬬恋村まではJR吾妻線がきています。
    ちょうど万座・鹿沢口駅に上野行きの新特急草津号が止まっていました。
    #これに乗ればもうちょっと早く帰れるかも(^_^;;と思ったのは厳重にナイショです。
万座・鹿沢口駅に停車中の
  新特急草津号
万座・鹿沢口駅で出発を待つ新特急草津号
  • 嬬恋村からそのまま浅間白根火山ルートを下っていきます。
    鬼押ハイウェー(これも西武系のはず)の細切れにある料金所を通過して中軽井沢へ。
    途中、浅間山は雲にかかっていて、残念ながら勇姿を見ることはかないませんでした。
鬼押ハイウェー
鬼押ハイウェー
  • 中軽井沢からは国道18号線に入り軽井沢へ、その後県道で南軽井沢を経由して再び群馬県に入り(軽井沢で長野県に入り直していたのでした)
    碓氷軽井沢インターチェンジから上信越道に。
    インターチェンジの入り口近くには「積み込み専用」と書かれた峠の釜飯「おぎのや」の出店が...
    思わず笑っちゃいました。
  • 嬬恋村から走り続けだったので、横川サービスエリアで休憩。
    時刻は18時前...ということで、やっぱり「峠の釜めし」買っちゃいました(^_^ゞ
    この釜はちゃんとした益子焼なんだそうです。
    昨日食べた「だるま弁当」とどっちがおいしい?と嫁さんに聞かれましたが、ボリュームから
    言うと「だるま弁当」なのですが、個人的には「峠の釜飯」に軍配があがるようです(^_^;;
    サービスエリアの売店にも観光バスから降りてきた人たちが長蛇の列を作っていましたね。
峠の釜めし
峠の釜飯(1) 峠の釜飯(2)
  • ここで長めの休憩を取った後、一路自宅へ。関越道に入って8kmや12kmなどの渋滞がありましたが、スピードがほとんど落ちない渋滞だったので
    気分的には楽でしたね。三芳パーキングエリアで休憩した後、大泉ジャンクションから東京外環、首都高速5号池袋線、八重洲線、台場線と
    転線して湾岸線までスムースに移動できました。
    自宅では電波が届かないので普段は聞くことができないFM富士をチューニングして、林原めぐみさんの「ハートフルステーション」をかけながら
    走っていたのですが、先週に続いて台風が接近しているということで、湾岸線を走っている時も結構風に煽られて怖かったです(/_;)。
    磯子ランプで降り、自宅には22時20分頃に到着しました。走行距離は690km、今日の分は343kmということになります。
    一足早く夏を満喫して帰ってきましたが、気がつくとかなり腕が日焼けしています。
    今回はちゃんと対策してなかったので、皮がむけるかも知れませんね(^_^;;
    これから夏旅本番という方も多いと思いますが、どうぞ紫外線対策は十分にしてからお出かけ下さいね(^_^ゞ